先日、iPadが発表されたが、あれだけユーザ体験にこだわるAppleが「ウェブを体験する最高の方法」とまで言って、Flashは載せないという。
Flashを使っているWebページはごまんとあるので、さすがに無理があると思うなあ。
ここまで頑なにFlashを拒否しつづけるのだから、明確な理由があるはずだが、そんなに難しい話ではないのかもしれない。
iPhoneは、App Storeを中心にしたエコシステムがあるからこそ、成功したと思っているのだが、ブラウザにFlashが載ってしまうと、Flash上で自由にゲームやアプリケーションを作り、配布することができる。
つまり、Flashが載るということは、脱獄(JailBreak)と同様に、Appleのコントール下から離れてしまうことになり、それは彼らの危惧していることだろう。
実は、それだけなんじゃないだろうか。
2010年02月02日
2006年11月06日
「YouTubeにダウンロードリンクを追加するGreasemonkeyが動かないので作ってみた」が動かない
以前、「YouTubeにダウンロードリンクを追加するGreasemonkeyが動かないので作ってみた」というエントリで公開したGreasemonkeyが動かなくなっていた。
なんだか、動いているのか動いていないのか、よく分からないタイトルになってしまった =p
という訳で、修正版。
https://yadorigi.up.seesaa.net/script/saveyoutubeasfile.user.js
戯壇徒然日記さんでも修正していただいたようなので、お好きなほうをご利用ください。
なんだか、動いているのか動いていないのか、よく分からないタイトルになってしまった =p
という訳で、修正版。
https://yadorigi.up.seesaa.net/script/saveyoutubeasfile.user.js
戯壇徒然日記さんでも修正していただいたようなので、お好きなほうをご利用ください。
2006年09月27日
写真やウェブページを参考にカラースキームを決める
イメージはなかなか伝わらないもの。
できる限り詳細に「これこれ、こんなイメージでデザインして」と説明したとしても(または、説明されたとしても)、出来上がりを見て「なんか、違うんだよねえ」となってしまうことは多い。
そんなときに、イメージに近い写真や参考にしたいウェブページを使って、そこから自動的にカラースキームを抽出してみるのはどうだろうか。

Color Palette Generator
画像をURLで指定すると、その画像に含まれる色を抽出してカラースキームを作ってくれる。

pic2color
ブログのカラースキームを写真に含まれる色から生成するサービス。
残念ながらpic2colorはまだサービス開始していないようなのだが、デモを見ることができる。
ブログのスクリーンショットの下にある写真をドロップすると、その写真の色合いに似たカラースキームに変更される。

Flickr Color Selectr
色をひとつ選択するとFlickr!からその色が含まれる写真を見つけてくれる。
見つかった写真から好みのものを選んで、そこからカラースキームを抽出するという手もある。

Red Alt - I Like Your Colors
ウェブページのURLを指定すると、そのページに含まれる色をカラースキームにしてくれる。
このブログのURLを指定すると次のようになった。


COLLECTION & COPY - ページで使われている色をDel.icio.usにポストするブックマークレット
Firefox専用だが、表示しているページからカラースキームを生成してdel.icio.usにポストできる。
カラースキームを生成したいページを開いて、ブックマークレットを実行するだけだ。
このブログで実行してみると次のようになった。

とここまで書いていて*LOVE IS DESIGN*さんでほぼ似た内容のエントリがあるのを発見。
でも、せっかく書いたのでこのエントリは公開してしまおう =)
できる限り詳細に「これこれ、こんなイメージでデザインして」と説明したとしても(または、説明されたとしても)、出来上がりを見て「なんか、違うんだよねえ」となってしまうことは多い。
そんなときに、イメージに近い写真や参考にしたいウェブページを使って、そこから自動的にカラースキームを抽出してみるのはどうだろうか。
写真からカラースキームを抽出する
Color Palette Generator
画像をURLで指定すると、その画像に含まれる色を抽出してカラースキームを作ってくれる。
pic2color
ブログのカラースキームを写真に含まれる色から生成するサービス。
残念ながらpic2colorはまだサービス開始していないようなのだが、デモを見ることができる。
ブログのスクリーンショットの下にある写真をドロップすると、その写真の色合いに似たカラースキームに変更される。
Flickr Color Selectr
色をひとつ選択するとFlickr!からその色が含まれる写真を見つけてくれる。
見つかった写真から好みのものを選んで、そこからカラースキームを抽出するという手もある。
ウェブページからカラースキームを抽出する
Red Alt - I Like Your Colors
ウェブページのURLを指定すると、そのページに含まれる色をカラースキームにしてくれる。
このブログのURLを指定すると次のようになった。

COLLECTION & COPY - ページで使われている色をDel.icio.usにポストするブックマークレット
Firefox専用だが、表示しているページからカラースキームを生成してdel.icio.usにポストできる。
カラースキームを生成したいページを開いて、ブックマークレットを実行するだけだ。
このブログで実行してみると次のようになった。

とここまで書いていて*LOVE IS DESIGN*さんでほぼ似た内容のエントリがあるのを発見。
でも、せっかく書いたのでこのエントリは公開してしまおう =)
2006年09月21日
trac + TracBurndownプラグインでスクラム開発のすすめ
ソフトウェア開発手法とその管理システムには様々な選択肢がある。私もこれまで色々試行錯誤してきたのだが、今は、tracとバーンダウンチャートを追加するプラグインであるTracBurndownプラグインでスクラム開発という環境が気に入っている。
この環境を導入したきっかけは、転勤で勤務地が変わったことである。
これまで、東京でチームを組んでソフトウェア開発をしており、その仕事を引き続き仙台で行うことになったが、今までの開発プロセスだと不都合が出始めた。
タスクカードを使った「かんばん方式」とスクラムをベースにした開発プロセスを組み合わせて使っているのだが、物理的に開発拠点が分離してしまい、タスクカードが使いにくくなってしまったのである。
いいタイミングなので、周囲の評価が高いので試してみようと構築していたtracにバーンダウンチャートのプラグインを導入して、全面的に移行することにしたという訳だ。
tracにTracBurndownプラグインを導入すると、どうなるのかを簡単に説明しておく。
まず、メニューバーにBilling And EstimationとBurndownという項目が追加される。

このBurndownをクリックすると次のようにバーンダウンチャートが表示される。

また、工数を入力するところはチケットの詳細ページに追加される。

チケットを登録するときにEstimated Hours?に見積もり時間を入力する。後は、1日ごとに実際にかかった工数をHours to Addに入力していくと、Total Hoursに加算される。このデータがバーンダウンチャートに反映されていくことになる。
実際に使ってみての印象だが、スクラムをベースに開発をしているなら、かなり使いやすいのではないだろうか。
特にExcelでバックログとバーンダウンチャートを管理していたときは、タスクカードの状態をバックログに反映するのが手間だったのだが、tracに移行してからは自動化されたので助かった。
もともとtrac自体が非常に使いやすいし、動作も安定しているようなので、trac + TracBurndownプラグインの環境はおすすめである。
構築したときに手順をメモしたので、ここで公開しておく。
私の場合、tracの環境はDebian sargeがインストールしてあるサーバで、ここで説明している手順の中にはDebian特有のものもあるので注意してほしい。
古いバージョンのtracでは、この後必要になるTiming And Estimationプラグインが動かないためtracのバージョンを0.10b1に更新する。
更新後、tracのページにアクセスするとエラーメッセージが出るはず。
メッセージのとおりにtrac-adminを使って環境を更新する。
Debian sargeに入っているpython-setuptoolsだと、WebAdminプラグインなどを正常にインストールできないようなので、python-setuptoolsを入れ替える。
まず、インストール済みのpython-setuptoolsを削除する。
新しいsetuptoolsをダウンロードしてインストールする。
WebAdminプラグインは、trac-adminの機能をブラウザから操作出来るようにするtracプラグインで、これをインストールしておくと、後の作業が楽になる。
WebAdminプラグインをwgetなどを使ってダウンロードする。
eggをpythonのsite-packagesディレクトリにコピーする。
tracプラグインを有効にするため、trac.iniに以下を追記する。
後は、WebAdminを利用したいユーザにWebAdminのパーミッションを次のように追加する。
これで、パーミッションを持ったユーザでアクセスすると、メニューバーに「Admin」が追加されているので、クリックすると管理画面が表示される。
Timing And Estimationプラグインは、tracのチケットに見積もり時間と実績時間などを追加するtracプラグインで、TracBurndownプラグインで利用する。
後は、WebAdminの管理画面でプラグインを有効にすればいい。

TracBurndownプラグインは、tracにバーンダウンチャートを表示する機能を追加するtracプラグインで、今回の目的はこれである。
TracBurndown-01.00.10-py2.3.eggをダウンロードしてpythonのsite-packagesディレクトリにコピーする。
Timing And Estimationプラグインと同様に、WebAdminの管理画面からTracBurndownプラグインの機能にチェックを付けて有効にする。

後は、TracBurndownプラグインを利用するユーザにパーミッションを追加すれば、TracBurndownプラグイン自体のインストールは完了である。
参照だけのユーザにはBURNDOWN_VIEW、管理ユーザにはBURNDOWN_ADMINを追加すればいい。
パーミッションはWebAdminで追加することができる。

Subjectにユーザ名を入力して、Actionから追加するパーミッションの種類を選べばいい。
WebAdminを使わずにコンソールからtrac-adminで設定する場合には、次のようにする。
実はこれだけだとバーンダウンチャートが更新されない。cronなどを利用して更新するためのスクリプトを定期的に実行する必要がある。
※最新版では、cronの設定は不要になっているとのこと。コメントありがとうございます。>Yuito Kanzakiさん
バーンダウンチャートを更新するスクリプトをpythonで実行可能なディレクトリにコピーしておく。
次に、cronから実行するスクリプトを用意する。ここでは一日一回、更新されるようにcron.dailyにスクリプトを記述する。
実行権限を付けるのを忘れずに。
これでtrac + TracBurndownプラグインの環境構築は完了である。興味のある方はぜひ試してみてほしい。
この環境を導入したきっかけは、転勤で勤務地が変わったことである。
これまで、東京でチームを組んでソフトウェア開発をしており、その仕事を引き続き仙台で行うことになったが、今までの開発プロセスだと不都合が出始めた。
タスクカードを使った「かんばん方式」とスクラムをベースにした開発プロセスを組み合わせて使っているのだが、物理的に開発拠点が分離してしまい、タスクカードが使いにくくなってしまったのである。
いいタイミングなので、周囲の評価が高いので試してみようと構築していたtracにバーンダウンチャートのプラグインを導入して、全面的に移行することにしたという訳だ。
tracにTracBurndownプラグインを導入すると、どうなるのかを簡単に説明しておく。
まず、メニューバーにBilling And EstimationとBurndownという項目が追加される。

このBurndownをクリックすると次のようにバーンダウンチャートが表示される。

また、工数を入力するところはチケットの詳細ページに追加される。
チケットを登録するときにEstimated Hours?に見積もり時間を入力する。後は、1日ごとに実際にかかった工数をHours to Addに入力していくと、Total Hoursに加算される。このデータがバーンダウンチャートに反映されていくことになる。
実際に使ってみての印象だが、スクラムをベースに開発をしているなら、かなり使いやすいのではないだろうか。
特にExcelでバックログとバーンダウンチャートを管理していたときは、タスクカードの状態をバックログに反映するのが手間だったのだが、tracに移行してからは自動化されたので助かった。
もともとtrac自体が非常に使いやすいし、動作も安定しているようなので、trac + TracBurndownプラグインの環境はおすすめである。
構築したときに手順をメモしたので、ここで公開しておく。
私の場合、tracの環境はDebian sargeがインストールしてあるサーバで、ここで説明している手順の中にはDebian特有のものもあるので注意してほしい。
tracを更新する
古いバージョンのtracでは、この後必要になるTiming And Estimationプラグインが動かないためtracのバージョンを0.10b1に更新する。
$ wget http://ftp.edgewall.com/pub/trac/trac-0.10b1.tar.gz
$ tar zxvf trac-0.10b1.tar.gz
$ cd trac-0.10b1
$ python setup.py install --force
更新後、tracのページにアクセスするとエラーメッセージが出るはず。
Available Projects
* プロジェクト名: Error
(The Trac Environment needs to be upgraded. Run trac-admin プロジェクトのパス upgrade")
メッセージのとおりにtrac-adminを使って環境を更新する。
$ trac-admin プロジェクトのパス upgrade
python-setuptoolsを入れ替える
Debian sargeに入っているpython-setuptoolsだと、WebAdminプラグインなどを正常にインストールできないようなので、python-setuptoolsを入れ替える。
まず、インストール済みのpython-setuptoolsを削除する。
$ apt-get remove python2.3-setuptools
新しいsetuptoolsをダウンロードしてインストールする。
$ wget http://peak.telecommunity.com/dist/ez_setup.py
$ python ez_setup.py
WebAdminプラグインをインストールする
WebAdminプラグインは、trac-adminの機能をブラウザから操作出来るようにするtracプラグインで、これをインストールしておくと、後の作業が楽になる。
WebAdminプラグインをwgetなどを使ってダウンロードする。
$ wget http://trac.edgewall.org/attachment/wiki/WebAdmin/TracWebAdmin-0.1.1dev_r2765-py2.3.egg.zip?format=raw
$ mv TracWebAdmin-0.1.1dev_r2765-py2.3.egg.zip\?format\=raw TracWebAdmin-0.1.1dev_r2765-py2.3.egg
eggをpythonのsite-packagesディレクトリにコピーする。
$ cp TracWebAdmin-0.1.1dev_r2765-py2.3.egg /usr/lib/python2.3/site-packages/
tracプラグインを有効にするため、trac.iniに以下を追記する。
[components]
webadmin.* = enabled
後は、WebAdminを利用したいユーザにWebAdminのパーミッションを次のように追加する。
$ trac-admin プロジェクトのパス permission add ユーザ名 TRAC_ADMIN
これで、パーミッションを持ったユーザでアクセスすると、メニューバーに「Admin」が追加されているので、クリックすると管理画面が表示される。
Timing And Estimationプラグインを導入する
Timing And Estimationプラグインは、tracのチケットに見積もり時間と実績時間などを追加するtracプラグインで、TracBurndownプラグインで利用する。
$ unzip timingandestimationplugin.zip
$ cd timingandestimationplugin
$ python setup.py install
後は、WebAdminの管理画面でプラグインを有効にすればいい。

TracBurndownプラグインを導入する
TracBurndownプラグインは、tracにバーンダウンチャートを表示する機能を追加するtracプラグインで、今回の目的はこれである。
TracBurndown-01.00.10-py2.3.eggをダウンロードしてpythonのsite-packagesディレクトリにコピーする。
$ cp TracBurndown-01.00.10-py2.3.egg /usr/lib/python2.3/site-packages/
Timing And Estimationプラグインと同様に、WebAdminの管理画面からTracBurndownプラグインの機能にチェックを付けて有効にする。

後は、TracBurndownプラグインを利用するユーザにパーミッションを追加すれば、TracBurndownプラグイン自体のインストールは完了である。
参照だけのユーザにはBURNDOWN_VIEW、管理ユーザにはBURNDOWN_ADMINを追加すればいい。
パーミッションはWebAdminで追加することができる。

Subjectにユーザ名を入力して、Actionから追加するパーミッションの種類を選べばいい。
WebAdminを使わずにコンソールからtrac-adminで設定する場合には、次のようにする。
$ trac-admin プロジェクトのパス permission add ユーザ名 BURNDOWN_VIEW
$ trac-admin プロジェクトのパス permission add ユーザ名 BURNDOWN_ADMIN
cronを設定する
実はこれだけだとバーンダウンチャートが更新されない。cronなどを利用して更新するためのスクリプトを定期的に実行する必要がある。
※最新版では、cronの設定は不要になっているとのこと。コメントありがとうございます。>Yuito Kanzakiさん
バーンダウンチャートを更新するスクリプトをpythonで実行可能なディレクトリにコピーしておく。
$ cp burndown_job.py /usr/lib/python2.3/
次に、cronから実行するスクリプトを用意する。ここでは一日一回、更新されるようにcron.dailyにスクリプトを記述する。
$ emacs /etc/cron.daily/trac
#!/bin/sh
/usr/bin/python /usr/lib/python2.3/burndown_job.py プロジェクトのパス
実行権限を付けるのを忘れずに。
$ chmod 755 /etc/cron.daily/trac
これでtrac + TracBurndownプラグインの環境構築は完了である。興味のある方はぜひ試してみてほしい。
2006年05月31日
YouTubeにダウンロードリンクを追加するGreasemonkeyが動かないので作ってみた
最近、YouTubeという動画配信サイトが話題になっている。日本からの訪問者数が200万人を突破したという調査結果もあり、今後も注目のサービスである。
YouTubeはflv形式の動画をストリーミング配信する仕組みなのだが、何度も観たいものは保存しておきたいと思うときがある。
そういうときに便利なのがYouTubeにダウンロードリンクを追加するGreasemonkeyなのだが、YouTubeの仕様変更があったため、現時点で動作するものがなかなか見つからなかった。
しばらく探してみると、ブックマークレットでは動作するものが見つかったので、それを参考に作成してみた。
https://yadorigi.up.seesaa.net/script/saveyoutubeasfile.user.js
(2006/11/6) 動作しなくなっていたので更新。

動画の部分の下に「Save to Favorites」、「Add to Groups」などのリンクが並んでいるが、その上に「Save as File」のリンクが追加されるようになる。
同様の機能を持つ他のGreasemonkeyと比べてダウンロードリンクが地味になっているが、これは私の好みの問題である =)
YouTubeはflv形式の動画をストリーミング配信する仕組みなのだが、何度も観たいものは保存しておきたいと思うときがある。
そういうときに便利なのがYouTubeにダウンロードリンクを追加するGreasemonkeyなのだが、YouTubeの仕様変更があったため、現時点で動作するものがなかなか見つからなかった。
しばらく探してみると、ブックマークレットでは動作するものが見つかったので、それを参考に作成してみた。
https://yadorigi.up.seesaa.net/script/saveyoutubeasfile.user.js
(2006/11/6) 動作しなくなっていたので更新。

動画の部分の下に「Save to Favorites」、「Add to Groups」などのリンクが並んでいるが、その上に「Save as File」のリンクが追加されるようになる。
同様の機能を持つ他のGreasemonkeyと比べてダウンロードリンクが地味になっているが、これは私の好みの問題である =)
2006年05月15日
「origami」プロジェクトはMOLESKINEを見習ってほしい
丸善 丸の内本店に行く用事があったので、MOLESKINE(モレスキン)の手帳を物色してきた。この手帳は、黒字の表紙に黒いゴムバンドという一見地味なものだが、手帳に求められる実用性を見事に満たしている。
例えば、汚れや水を簡単にふき取れるように撥水加工したオイルクロス製の表紙。開きを良くするために、糸綴じ製本を採用。ポケットからの出し入れで引っかからないように、手帳の見開き側の両角はかなり丸く落としてある。
当然、コストが上がってしまうのだが、その代償として納得のいく理由がある。
その機能美に感銘を受けた余韻を残しながら、フロアを移動していると、ふと「Origami」の文字が目に入った。近づいてみると、Microsoftの「Origami」プロジェクトのコンセプトで作られた「Smart Caddie」という製品を紹介していた。
「Origami」プロジェクトの話は知っていたが、libretto U100を購入後だったので、あまり情報収集もしていなかった。買う気は全くないのだが、折角なので触ってみることにした。あまり時間がなかったので、正確な情報ではないものも混じっているだろうし、主観なので、感想自体は話半分に読んでほしい。
手にとって見てまず思ったことは、「大きい」と「重い」ということだ。サイズが228x146x25.1mmで重量が880gあるということなので、PDAのように気楽に持ち運んだり、立ったまま長時間触るのはつらい。基本的にはタブレットPCなので、タッチペンか指で画面に触るのだが、片手で860gを長時間支えるのは、筋力トレーニングの域なのではと思ってしまった =p
目新しいものとしては、ソフトウェアキーボードであるダイヤルキーという扇形に表示されるQWERTY配列のキーボードがある。見た目はとてもいい感じで、配置も親指で押すのには適しているようにみえる。しかし、タッチパネルの反応が、ある程度細いものにしか反応しないようで、指の腹だとほぼ無反応だった。仕方がないので爪を立てる感じでタッチするのだが、両手持ちで支えているのに、親指を立てて入力するのは、指が攣ってもおかしくない。
また、このダイヤルキーを呼び出すハードウェアキーがなく、タスクトレイの小さなアイコンをタップしなくてはいけないのは問題がある。このキーボードは、画面の三分の一程度を覆ってしまうので、オン、オフは頻度が高い操作になるはずだ。
その他にも持ち運んでいる状態(電源OFFや休止状態など)から使える状態になる時間が長いことや、バッテリーの持続時間が最長2時間半程度と短いなど、不満のほうが勝ってしまう印象だった。「ついつい気軽に使ってしまう」というには手軽さが足りない。
移動中にというよりは、部屋の中やオフィスで座った状態で、ひざの上において使うということだろうか。何でもできるPCの代わりとして、この製品を見ると不満点が目立ち、ある機能にしても、あと一歩と感じることが多い。なによりもこの製品を使って、何をして欲しいのかが伝わってこなかった。
「Origami」プロジェクトの開発コードネームの由来は、「日本の折り紙のように、なんにでも形を変える」ということかららしいが、今成功している製品というのは、特定の機能に特化して、余計な機能を省く代わりに、どうやって使うのかや、ライフスタイルまで提案しているものが多い。
冒頭で紹介したMOLESKINEも、手帳として必要最低限の機能性があるだけで、決して多機能ではない。必須でないものは全て落とす代わりに、必要な部分には細部までかなりの「こだわり」が感じられる。作っている側が、この手帳を使う人の姿をはっきり見ているからこそ、その「こだわり」が生まれ、使う側も身近なものとして共感できる。
「Origami」プロジェクトには、是非、MOLESKINEを見習って、「なんにでも使える」ではなく、「こだわり」を感じて、納得できるものを生み出して欲しい。
例えば、汚れや水を簡単にふき取れるように撥水加工したオイルクロス製の表紙。開きを良くするために、糸綴じ製本を採用。ポケットからの出し入れで引っかからないように、手帳の見開き側の両角はかなり丸く落としてある。
当然、コストが上がってしまうのだが、その代償として納得のいく理由がある。
その機能美に感銘を受けた余韻を残しながら、フロアを移動していると、ふと「Origami」の文字が目に入った。近づいてみると、Microsoftの「Origami」プロジェクトのコンセプトで作られた「Smart Caddie」という製品を紹介していた。
「Origami」プロジェクトの話は知っていたが、libretto U100を購入後だったので、あまり情報収集もしていなかった。買う気は全くないのだが、折角なので触ってみることにした。あまり時間がなかったので、正確な情報ではないものも混じっているだろうし、主観なので、感想自体は話半分に読んでほしい。
手にとって見てまず思ったことは、「大きい」と「重い」ということだ。サイズが228x146x25.1mmで重量が880gあるということなので、PDAのように気楽に持ち運んだり、立ったまま長時間触るのはつらい。基本的にはタブレットPCなので、タッチペンか指で画面に触るのだが、片手で860gを長時間支えるのは、筋力トレーニングの域なのではと思ってしまった =p
目新しいものとしては、ソフトウェアキーボードであるダイヤルキーという扇形に表示されるQWERTY配列のキーボードがある。見た目はとてもいい感じで、配置も親指で押すのには適しているようにみえる。しかし、タッチパネルの反応が、ある程度細いものにしか反応しないようで、指の腹だとほぼ無反応だった。仕方がないので爪を立てる感じでタッチするのだが、両手持ちで支えているのに、親指を立てて入力するのは、指が攣ってもおかしくない。
また、このダイヤルキーを呼び出すハードウェアキーがなく、タスクトレイの小さなアイコンをタップしなくてはいけないのは問題がある。このキーボードは、画面の三分の一程度を覆ってしまうので、オン、オフは頻度が高い操作になるはずだ。
その他にも持ち運んでいる状態(電源OFFや休止状態など)から使える状態になる時間が長いことや、バッテリーの持続時間が最長2時間半程度と短いなど、不満のほうが勝ってしまう印象だった。「ついつい気軽に使ってしまう」というには手軽さが足りない。
移動中にというよりは、部屋の中やオフィスで座った状態で、ひざの上において使うということだろうか。何でもできるPCの代わりとして、この製品を見ると不満点が目立ち、ある機能にしても、あと一歩と感じることが多い。なによりもこの製品を使って、何をして欲しいのかが伝わってこなかった。
「Origami」プロジェクトの開発コードネームの由来は、「日本の折り紙のように、なんにでも形を変える」ということかららしいが、今成功している製品というのは、特定の機能に特化して、余計な機能を省く代わりに、どうやって使うのかや、ライフスタイルまで提案しているものが多い。
冒頭で紹介したMOLESKINEも、手帳として必要最低限の機能性があるだけで、決して多機能ではない。必須でないものは全て落とす代わりに、必要な部分には細部までかなりの「こだわり」が感じられる。作っている側が、この手帳を使う人の姿をはっきり見ているからこそ、その「こだわり」が生まれ、使う側も身近なものとして共感できる。
「Origami」プロジェクトには、是非、MOLESKINEを見習って、「なんにでも使える」ではなく、「こだわり」を感じて、納得できるものを生み出して欲しい。
2006年04月09日
くっつけると生まれる価値
久しぶりに自宅のプリンタで印刷しようとしたら、印刷がかすれて変な色に。ヘッドクリーニングをしても治る気配がなく、修理に出さないといけないようだ。
原因はインクの目詰まり。しばらく使ってなかったので、ノズル内にたまったインクが乾燥して詰まったためのようである。
確かに我が家では、写真の印刷もほとんどしないし、活躍するのは年に一度の年賀状の時期ぐらい。しかし、そういう家庭は結構多いのではないだろうか。
調べてみると、やはりよくあることのようで、対策は、週に一回印刷すれば安心で、最低でも一ヶ月に一回は電源を入れろとある。目詰まりしないインクがあればいいのだが、そういう訳にはいかないのだろうか。
仕方なく、プリンタの情報を集めてみると、最近は複合機が流行しているようでFAX、プリンタ、コピーまで一緒になっている。似ているからって何でもくっつければ良いってものじゃ・・・と思ったのだが、
FAXとプリンタ
実はいい組み合わせなんじゃないだろうか。
プリンタは、しょっちゅう印刷しない限りは、通常は電源をオフにしてある。しかし、FAXはいつも電源をオンにしておかないと困る。
この二つをくっつけるなら、電源はいつもオンになるはずである。となれば、プリンタもいつも電源がオンになっているのだから、必要なタイミングで自動的にクリーニングもできるだろう。
また、電源をオンにしたときのウォーミングアップが必要ないのだから、使おうと思ったときにすぐに使える。手間がかからず、いつでも印刷できるなら、今までよりも積極的に使うこともあるだろうと思う。
単機能プリンタを使っているユーザにとっては、これはアピールポイントじゃないのだろうか。少なくとも、我が家のプリンタの買い換えは、複合機にすることにしよう。
原因はインクの目詰まり。しばらく使ってなかったので、ノズル内にたまったインクが乾燥して詰まったためのようである。
確かに我が家では、写真の印刷もほとんどしないし、活躍するのは年に一度の年賀状の時期ぐらい。しかし、そういう家庭は結構多いのではないだろうか。
調べてみると、やはりよくあることのようで、対策は、週に一回印刷すれば安心で、最低でも一ヶ月に一回は電源を入れろとある。目詰まりしないインクがあればいいのだが、そういう訳にはいかないのだろうか。
仕方なく、プリンタの情報を集めてみると、最近は複合機が流行しているようでFAX、プリンタ、コピーまで一緒になっている。似ているからって何でもくっつければ良いってものじゃ・・・と思ったのだが、
FAXとプリンタ
実はいい組み合わせなんじゃないだろうか。
プリンタは、しょっちゅう印刷しない限りは、通常は電源をオフにしてある。しかし、FAXはいつも電源をオンにしておかないと困る。
この二つをくっつけるなら、電源はいつもオンになるはずである。となれば、プリンタもいつも電源がオンになっているのだから、必要なタイミングで自動的にクリーニングもできるだろう。
また、電源をオンにしたときのウォーミングアップが必要ないのだから、使おうと思ったときにすぐに使える。手間がかからず、いつでも印刷できるなら、今までよりも積極的に使うこともあるだろうと思う。
単機能プリンタを使っているユーザにとっては、これはアピールポイントじゃないのだろうか。少なくとも、我が家のプリンタの買い換えは、複合機にすることにしよう。
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