2006年04月28日

seesaaブログでトラックバックにサムネイル画像を入れる

idea*ideaで紹介されていたトラックバックにサムネイル画像を入れるのを、seesaaブログで試してみた。

ウェブサイトサムネイル作成API β版を利用してトラックバックのサムネイルを生成している。こういうサービスが提供されていることに感謝しつつ、設定してみる。

  1. コンテンツから記事(ページコンテンツ)を選んで「コンテンツHTML編集」をクリックする。

  2. トラックバックの部分のサムネイルを表示したい箇所に次のようにタグを追加する。

<a href="<% tb.url %>" target="_blank" rel="nofollow">
<img src="http://img.simpleapi.net/small/<% tb.url %>" alt="<% tb.blog_name | html %>"
width=128 height=128 hspace=4 vspace=4 border=0 /></a>

これで完了。

私の場合には、次のように変更した。

この記事へのトラックバック<br />
<% loop:list_individual_article_tb -%>
<hr />
<a href="<% tb.url %>" target="_blank" rel="nofollow"><% tb.title | html %></a><br />
Excerpt: <% tb.excerpt | text_summary | html %><br />
Weblog: <% tb.blog_name | html %><br />
<a href="<% tb.url %>" target="_blank" rel="nofollow">
<img src="http://img.simpleapi.net/small/<% tb.url %>" alt="<% tb.blog_name | html %>"
width=128 height=128 hspace=4 vspace=4 border=0 />
</a><br />
Tracked: <% tb.createstamp | date_format('%Y-%m-%d %H:%M') %><br />
<% /loop -%>

これで、トラックバックにサムネイル画像が表示されるようになるはずだ。私のブログには、まだトラックバックがないので実際には未確認だが =p

トラックバックのサムネイル画像

この画像はプレビューで確認したものだ。イメージは伝わると思うので載せておく。
posted by cuckoo at 12:59 | Comment(2) | TrackBack(13) | blog

2006年04月27日

Plaggerでフィードをエントリごとに分割してGmailに送る

※このエントリで紹介しているパッチはすでに不要になっているので注意。

普段、Bloglinesに登録しているフィードをGmailに送っているのだが、エントリごとに分割して送っている設定例が見つからなかったので、自分の設定例をさらしてみる。

- module: Subscription::Bloglines
config:
username: sample@sample.com
password: pass
mark_read: 1
fetch_meta: 1

- module: Filter::BreakEntriesToFeeds

- module: Filter::HatenaBookmarkUsersCount
- module: Widget::HatenaBookmarkUsersCount

- module: Filter::StripRSSAd

BreakEntriesToFeedsモジュールを呼べばいいだけだ。要するに設定が簡単すぎるから、設定例が見つからなかったのかもしれない。この例では、ついでに、はてなブックマークのブックマーク数を追加して、RSS広告を削除している。

先日、Plaggerでメールの件名をエントリのタイトルにする場当たりパッチを載せておいたが、エントリごとに分割する場合には、Fromと件名が両方ともエントリのタイトルになってしまう。そこで、私は次のパッチも当てて使っている。

--- BreakEntriesToFeeds.org Tue Apr 11 05:34:04 2006
+++ BreakEntriesToFeeds.pm Mon Apr 24 12:45:01 2006
@@ -17,7 +17,7 @@
my $feed = $args->{feed}->clone;
$feed->clear_entries;
$feed->add_entry($args->{entry});
- $feed->title($args->{entry}->title);
+# $feed->title($args->{entry}->title);

push @{$self->{feeds}}, $feed;
}

このパッチを当てると、

From: フィード名
件名: エントリのタイトル

という形で送られるようになるはずだ。

ひとつのエントリが一行になるので、Gmailでの見通しがよくなる気がするがどうだろう。ただ、油断していると未読があっという間に200、300になるので注意。

と、ここでお決まりの文句を。

くれぐれも自己責任でどうぞ。


2006/10/2 追記。

Filter::BreakEntriesToFeedsにuse_entry_titleが追加され、このパッチは必要なくなった。
posted by cuckoo at 12:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | plagger

2006年04月26日

GmailでGTDらしきものをやってみる - 運用編

前回の準備編でGmailの下準備は終わっているので、実際に運用する手順を説明する。

初めてやる場合は、1時間から2時間程度の時間を使って、頭の中にあるToDoを些細なことも含めて、裏紙か何かに書き出しておくといい。


Todoを分類する手順は次のとおり。複雑な印象を受けるかもしれないが、やってみればたいしたことはないはずだ。
おおまかに流れをつかめるように図を描いてみたので、こちらを見ながら説明を読めば分かりやすいかもしれない。

GmailでGTDの手順


  1. なにかやることを思いついたら、todo宛てにメールを作成して送信する。

  2. todoラベルの付いたメールが届く。

  3. メールの内容が、近いうちに行動する必要があるものなら、5へ。

  4. すぐに行動しないものなので、内容によって、"*SOMEDAY"(いつかやる)、"*REFERENCE"(資料)のラベルを付けて、分類完了。このリストはあとで見直したりする。

  5. 1ステップで完了するものなら、7へ。

  6. 1ステップで完了しないので、"*PROJECT"(プロジェクト)のラベルを付ける。プロジェクトに分類した場合には、そのプロジェクトの中でまず最初にやることを考え、その行動を追加して後の手順に従う。

  7. 「2分間ルール」に当てはまるなら、その場でやってしまい、完了したという意味でスターを外して完了する。この「2分間ルール」というのは、内容が2分以内で終わるものならすぐにやるというもの。

  8. 自分がやるのが適任である場合は、10へ。

  9. 他に適任な人がいるので、その人にお願いして、"*WAITING"(待機)のラベルを付けて、分類は完了する。お願いした人から終わった連絡を受けたら、スターを外せばよい。

  10. ひとつの行動で完結しているので、"*ACTION"(次の行動)のラベルを付ける。

  11. 日程や期限が決まっている内容なら、自分が使っている予定表に移しておく。


ここまでで、全ての行動には何らかのラベルが付いているはずだが、"*ACTION"のラベルが付いたものが、直近のやることを表す一覧でアクションリストという。

このアクションリストは状況別に分類しておく。準備編で用意しておいたラベルは、@HOME(家で)、@OFFICE(会社で)、@TRAIN(電車で)、@WAYHOME(帰り道で)の4つだが、内容に合わせてこれらのラベルを追加しておく。
こうしておくことで、状況別のラベルで一覧を見ると、その状況でやることがすぐに見れる。これが結構便利だ。私の場合には、電車でblogの記事を書いたり、本を読んだりするのだが、例えば今、@TRAINの一覧を見ると、「GTDの記事を書く」がすぐに出てくる。

さて、手間をかけて分類しても、ちゃんと活用しなければ意味がない。
まず、一日一回はアクションリストと予定表を確認する。アクションリストでスターが付いているものは、完了していないものなので、それに取り組む。終わったらスターを外して、次の行動にとりかかる。
このときに、プロジェクトに関係した行動だったなら、そのプロジェクトの次の行動を新規に追加する。プロジェクト自体が完了したのなら、プロジェクトのスターを外す。そうやって、プロジェクトがちゃんと進んでいるのか確認しておくといい。

後は、週に1回程度、頭の中にある新しいToDoを追加する。思いついたときに追加する方がいいと思うが、そのタイミングで追加できない場合もあるので、そういうものが対象になる。また、"*SOMEDAY"のラベルの一覧を見直そう。追加したときには、後回しにしたものでも状況が変わって、今やることになっているかもしれない。その場合には、分類の手順にもう一度従って、分類しなおせばいい。

補足だが、Gmail上でGTDをやる場合には、"*REFERENCE"のラベルはいまいち使いにくいので、使わなくてもいいかもしれない。

ここまでで、GTDをやってみることができると思う。私の場合には、やり始めてから頭の中がすっきりした感覚が実感としてある。おかげで集中が途切れることが少なくなった気がする。逆に他の人に集中を切られる機会が増えてイライラしたりして =p

予定表に移す部分は、せっかくGmailを使っているので、Google Calendarとの連携をとる方法を考えたいと思っている。最近さわった限りでは、使用言語を「英語」にすれば、Gmailで「Create Event」を選んでGoogle Calendarに新規登録できるようだ。しかし、受信済みメールの内容をGoogle Calendarに移すという操作は、今のところ見当たらない。見つけた方はぜひ、教えて頂きたい。
posted by cuckoo at 12:21 | Comment(7) | TrackBack(2) | lifehacks

2006年04月24日

PlaggerでGmailへのメールの件名をエントリのタイトルにする場当たりパッチ

私の場合、今やPlaggerは情報収集に欠かせないものになっているのだが、Gmailにフィードを送ると、メールのFromと件名の両方にフィードのタイトルが入る。一般的には、これでいいと思うのだが、個人的には、メールの件名には最初のエントリのタイトルが入っているほうが都合がいいので、場当たり的なパッチを当ててみた。

--- Gmail.org   Sat Apr 01 08:12:30 2006
+++ Gmail.pm Mon Apr 24 13:29:46 2006
@@ -43,7 +43,7 @@
my($self, $context, $args) = @_;

my $feed = $args->{feed};
- my $subject = $feed->title || '(no-title)';
+ my $subject = ($feed->entries)[0]->title || '(no-title)';
my $body = $self->templatize($context, $feed);

my $cfg = $self->conf;


適用前
From: ITmedia エンタープライズ 最新記事一覧
件名: ITmedia エンタープライズ 最新記事一覧

適用後
From: ITmedia エンタープライズ 最新記事一覧
件名: ビジネスマンが最も評価するブランドは?

一応、注意。このパッチは個人的なカスタマイズのために作ったので、パッチを当てるなら自己責任でと言っておく。


2006/10/2 追記。

だいぶ前の話になってしまうのだが、Filter::BreakEntriesToFeedsにuse_entry_titleが追加されたので、このパッチは必要なくなった。
エントリのタイトルにする場合には、次のように指定すればいい。

  - module: Filter::BreakEntriesToFeeds
config:
use_entry_title: 1



2006/10/3 さらに追記。

use_entry_titleを指定するとFromと件名の両方がエントリのタイトルになってしまうので、このパッチはまだ必要だった。
use_entry_titleを指定しないでパッチを当てると、上記の適用後の状態と同じになる。
posted by cuckoo at 21:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | plagger

2006年04月23日

GmailでGTDらしきものをやってみる - 準備編

GTD(Getting Things Done)をGmailを使って運用してみるという話。

GTDは、デビット・アレンが提唱する仕事術で、頭の中にある「やらなきゃいけないこと」を吐き出してしまうことで、生産性を向上させるものだ。

仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法
デビッド・アレン
4893613332


Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~
田口 元 安藤 幸央 平林 純
4774127280


やらなきゃいけないことを頭の片隅で考えながら、仕事をしていると、かなりストレスがたまるはずである。思い出すたびに集中が途切れるので、効率も悪い。そこで、頭の中にある「全て」のやることを、リストにしてしまう。「全て」というのがポイントで、そうすることで、頭の片隅で覚えておく必要がなく、物事に集中できる。必要なときにリストを参照すればいい。

これがGTDの基本となるのだが、せっかくGmailを情報の中心として使っているので、Gmail上で運用する工夫をしてみた。GmailはGTDだけに使っている訳ではないので、アクションリストと普通のメールが混じらないですむようにしたのがポイント。


準備編

1. 連絡先にアクションリスト用のメールアドレスを登録する。

ここで登録するメールアドレスには、アクションリストと普通のメールを区別するために、Gmailのエイリアスという機能を使う。これは、メールアドレスのアカウント名とアットマークの間に「+」から始まる文字列を入れても、同じメールボックスに届くというものだ。

名前: todo
メールアドレス: sample+todo@gmail.com

上の例は、sample@gmail.comを使用している場合で「+todo」を入れている。

こうしておけば、メールの宛先に"todo"と書けば補完できるので楽になる。また、普通のメールと同じメールボックスに届いても、フィルタを使ってFromで他のメールと区別ができる。


2. アクションリスト用にフィルタを作成する。

条件: to:(sample+todo@gmail.com)
アクション: 受信トレイをスキップします, スターを付ける, ラベル "todo" を適用

ここで、受信トレイをスキップするようにしておくのは、普段のメールと混ざらないようにするためだ。また、スキップしておけば、新着メールチェックの通知機能が、いちいち反応するのを避けることもできる。アクションリストを見るときには、"todo"ラベルから見ればよい。


3. GTDに合わせたラベルを作成する。

GTDではいくつかの種類別にリストを作るので、それをラベルで区別する。作るラベルは次のとおり。

GTDに則したアクションの種類別

  • *ACTION(次の行動)

  • *PROJECT(プロジェクト)

  • *REFERENCE(資料)

  • *SOMEDAY(もしかしたら/いつかやる)

  • *WAITING(待機)


場所や状況別

  • @HOME(家で)

  • @OFFICE(会社で)


個人的には、電車でメールや書籍を読むことが多いので、次の状況を追加している。

  • @WAYHOME(帰り道で)

  • @TRAIN(電車の中で)


これで準備は完了。GTDを知っている人なら、これだけで運用できそうな気がするが、運用編を次回に。
posted by cuckoo at 22:53 | Comment(4) | TrackBack(3) | lifehacks

2006年04月22日

PlaggerでPOP before SMTP

blogやあとで読むためのブックマークの情報を効率よく読むために、Plaggerを使ってGmailに集約している。メールの送信には、契約しているプロバイダのサーバを使おうとしたのだが、「POP before SMTP」でないと送れない。

すぐに設定が見つからなかったので、メモしておく。


- module: Publish::Gmail
config:
pop3:
host: pop.sample.com
username: name
password: pass
mailto: user@sample.com
mailfrom: user@sample.com
mailroute:
via: smtp
host: smtp.sample.com
username: name
password: pass

posted by cuckoo at 21:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | plagger

2006年04月16日

Googleは広告代理店

Googleの戦略は、いまいち分かりにくく、何か腑に落ちないと感じていた。
「あらゆる情報を整理する」という活動から、安定した収入を得るイメージがどうも浮かばなかったのだ。

グーグル―既存のビジネスを破壊する」を読んでみて、私の中でGoogleの姿がはっきりしてきた。精度の高い情報検索エンジンの提供を戦略の軸にしているイメージが頭から離れなかったのだが、それが理解の妨げになっている原因だったようだ。

それを切り離すと、無料サービスを提供してアテンションを集め、広告代理店としての「場」を作り出すことで収益をあげるという姿が見えてくる。

しっかりしているなと感じるのは、ユーザ登録制の無料サービスで情報のインプットとなる部分を押さえ、その情報を解析することで、ユーザ一人一人の興味や関心についての情報を得ていることだ。
情報解析はGoogleの蓄積してきた技術で得意分野であり、その精度の高さがあってこそ、効果の高い広告配信が可能になる。

GoogleはWeb2.0時代の新しいタイプの広告代理店であるという訳だ。納得である。


グーグル―既存のビジネスを破壊する
佐々木 俊尚
4166605011

posted by cuckoo at 16:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・雑誌

2006年04月09日

くっつけると生まれる価値

久しぶりに自宅のプリンタで印刷しようとしたら、印刷がかすれて変な色に。ヘッドクリーニングをしても治る気配がなく、修理に出さないといけないようだ。
原因はインクの目詰まり。しばらく使ってなかったので、ノズル内にたまったインクが乾燥して詰まったためのようである。

確かに我が家では、写真の印刷もほとんどしないし、活躍するのは年に一度の年賀状の時期ぐらい。しかし、そういう家庭は結構多いのではないだろうか。
調べてみると、やはりよくあることのようで、対策は、週に一回印刷すれば安心で、最低でも一ヶ月に一回は電源を入れろとある。目詰まりしないインクがあればいいのだが、そういう訳にはいかないのだろうか。

仕方なく、プリンタの情報を集めてみると、最近は複合機が流行しているようでFAX、プリンタ、コピーまで一緒になっている。似ているからって何でもくっつければ良いってものじゃ・・・と思ったのだが、

FAXとプリンタ

実はいい組み合わせなんじゃないだろうか。

プリンタは、しょっちゅう印刷しない限りは、通常は電源をオフにしてある。しかし、FAXはいつも電源をオンにしておかないと困る。

この二つをくっつけるなら、電源はいつもオンになるはずである。となれば、プリンタもいつも電源がオンになっているのだから、必要なタイミングで自動的にクリーニングもできるだろう。

また、電源をオンにしたときのウォーミングアップが必要ないのだから、使おうと思ったときにすぐに使える。手間がかからず、いつでも印刷できるなら、今までよりも積極的に使うこともあるだろうと思う。

単機能プリンタを使っているユーザにとっては、これはアピールポイントじゃないのだろうか。少なくとも、我が家のプリンタの買い換えは、複合機にすることにしよう。
posted by cuckoo at 16:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記
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